飲食店の人手不足や効率化の課題を解決する方法として、今注目されているのがモバイルオーダーの導入です。
中でもfunfo(ファンフォ)は、飲食店におすすめのモバイルオーダーシステムとして多くの支持を集めています。
直感的に操作できる使いやすさに加え、豊富な機能やキャッシュレス決済対応、POS連携など店舗経営に役立つポイントが満載です。
本記事では、funfoの料金や導入費用、機能、評判を徹底解説し、飲食店オーナー様が導入を検討する際に参考になる情報をまとめました。
- 飲食店に特化したモバイルオーダー+POSレジ
- 初期費用・月額費用0円から始められる
- シンプルかつ多機能な機能
- 7,000店舗以上の導入実績
- 多言語対応で訪日客にも安心
funfoの概要
funfoはiPadにアプリをダウンロードするだけで使える飲食店に特化したモバイルオーダー+POSレジです。
タブレット端末やPOSレジとの連携にも対応しており、店内オーダーはもちろん、テイクアウトやデリバリー注文にも柔軟に対応できるのが特徴です。
運営会社は、店舗のデジタル化支援を手がけるファンフォ株式会社で、国内の飲食店の課題に寄り添った機能開発を行っています。クラウド型のシステムを採用しているため、ソフトウェアの更新やメンテナンスも自動で行われ、常に最新環境で利用可能です。
funfoは初期導入のハードルが低く、導入スピードの速さにも定評があります。個人経営のカフェから多店舗展開の飲食チェーンまで導入実績7,000店舗以上と、幅広い業態に対応できる汎用性の高さが魅力です。
| 運営会社 | ファンフォ株式会社 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円~ |
| 月額料金 | 0円~ |
| 対応言語 | 日本語・英語・中国語・韓国語 |
| 連携キャッシュレス | Square stera pack |
| 連携POSレジ | 専用POSアプリ |
| テーブル決済 | 対応 |
funfoの導入費用

funfoでモバイルオーダーをはじめるに当たって最低限必要な物は、iPadとインターネット環境のみです。これらが既に手元にある場合は、初期費用無料(funfo Basic)からモバイルオーダーを始めることが出来ます。
funfoの周辺機器
1.iPad
funfoを運用するにははiPadが必要となっています。
2.その他の周辺機器
funfoをより効率的に運用するためには
- レシートプリンター
- キッチンプリンター
- キャッシュドロア
- キャッシュレス決済端末
があると便利です。
使用可能な周辺機器のモデルはこちらをクリックしてください
| レシートプリンター | エプソン | TM-m30II-S TM-m30II-H |
|---|---|---|
| スター精密 | mPOP10 MCP21LB MCP31LB MCP31LB NH TSP654IIBI2J1 | |
| キッチンプリンター | SUNMI | TSP654IIBI2J1 |
| キャッシュドロワー | スター精密 | mPOP10 mC-Drawer |
| ビジコム | BC-423M/BC-330M | |
| 決済端末 | Square | Square Reader Square ターミナル Square スタンド |
| SMBC | stera pack決済端末 |
funfoの料金プラン
funfoには店舗規模や使いたい機能に応じて4種類の料金プランがあります。
各プランによって使うことができる機能が限られてくるので、欲しい機能を満たすプランを選択することができます。
| プラン名 | funfo Basic | funfo Lite | funfo Business | funfo Business Plus |
|---|---|---|---|---|
| 月額料金 年払い料金 | 0円 | 5,500円/月 59,400円/年 | 11,000円/月 118,800円/年 | 16,500円/月 178,200円/年 |
| POSレジ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 店内モバイルオーダー | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 店外モバイルオーダー | ○ | ○ | ○ | ○ |
| モバイルオーダー決済 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 商品管理 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| LINE連携 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| プリンター連携 | レシートプリンター | レシートプリンター キッチンプリンター | レシートプリンター キッチンプリンター | レシートプリンター キッチンプリンター |
| 運用台数 | 1台 | 最大3台 | 最大10台 | 最大10台 |
| WebManager | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 拡張機能Pro | ○ | ○ | ○ | |
| 優先サポート | ○ | ○ | ||
| Management Package | ○ | ○ | ||
| LINEユーザープロフィール | ○ | |||
| LINEユーザーアンケート | ○ | |||
| LINE自動配信 | ○ |
funfoのキャッシュレス決済
funfoと連携することができるキャッシュレス決済代行会社は「Square」と「stera pack」です。
特にSquareと連携することにより、「Squareカードリーダー」や「Squareターミナル」を利用して様々な支払い方法に対応することができます。
また支払いに関するデータもシームレスに共有され、決済の管理が簡単になります。
funfoの主な機能
funfoの主な機能は次の5つです。
- POSレジ機能
- 店内モバイルオーダー
- 店外モバイルオーダー、テイクアウト
- LINEミニアプリ連携機能
- 多言語表示機能
1.POSレジ機能

funfoにはfunfo Basicから使えるPOSレジアプリが備わっています。
通常のPOSレジアプリに備わっている通常の会計機能に加えて、テーブル合算機能、割り勘会計機能、商品個別会計機能など飲食店に特化したレジ機能が備わっています。
また有料プランでは、iPhoneのアプリから注文を処理できるfunfo of iPhone(ハンディ機能)も使うことが出来ます。
2.店内モバイルオーダ

funfoの店内モバイルオーダーは、お店が用意しているQRコードを読み取るのみ。
お客様はスマホで自分のテーブルにあるQRコードを読み取れば、ウェブでメニューが表示されます。
アプリのダウンロードや面倒な登録は一切必要ありませんので、そのままスムーズに注文を行えることができます。
またお客様が注文した内容は、瞬時にお店側のiPadで表示されるので、よりスムーズに調理や対応ができます。
3.店外モバイルオーダー、テイクアウト

「funfoの店外モバイルオーダー」は、来店前にお客様がスマートフォンから注文・決済まで完結できるシステムです。
テイクアウトやデリバリー対応に最適で、店舗の混雑緩和や待ち時間削減を実現します。
また事前に注文を受け付けることで調理や受け渡しの効率が向上し、ピークタイムでもスムーズな運営が可能です。
4.LINEミニアプリ連携機能

LINEミニアプリは、LINE内で実行されるウェブアプリです。
LINEミニアプリを使えば、ユーザーはアプリをインストールしなくてもサービスを利用できます
LINE公式アカウントでは、企業や店舗のアカウントを友だちとして追加してくれたユーザーに対して、メッセージを配信することができます。
顧客にクーポンやキャンペーンなどの最新情報を届けることができるため、リピーターの獲得にも繋がります。
5.多言語表示機能

funfoは日本語の他に、英語、中国語、韓国語に対応しており、外国人観光客への対応やインバウンド対策にも効果的です。
また注文画面だけでなく、店舗側の注文管理画面も多言語表示が可能なため、外国人のスタッフにが言語の壁を気にすることなく業務を行うことができます。
funfoモバイルオーダー導入の流れ

funfoの導入手順は簡単3ステップ、手順に従って進めていけば初めてのモバイルオーダーも簡単に導入することができます。
funfoのモバイルオーダー導入の流れは次の通りです。
お手持ちのiPadにAppStoreからfunfoアプリをダウンロードし、アカウントを登録します。
(注意:funfoアプリはiPad専用アプリです。)
お店の基本情報、商品カテゴリー、商品情報を登録します。
各テーブルにQRコードを配置するだけで店内モバイルオーダーを利用することができます。
funfoのサポート体制
funfoのサポート体制は、導入前から導入後まで一貫して店舗を支援する充実した内容が特徴です。
導入時には、専門スタッフが初期設定や機器の接続、メニュー登録などを丁寧にサポート。操作方法や運用のコツも分かりやすく説明してくれるため、初めての方でも安心して導入できます。
導入後も、トラブル対応や機能に関する質問に迅速に応えてくれるサポート窓口を用意。電話やメール、LINEでの問い合わせに対応しており、営業時間内であればすぐに相談が可能です。
システムのアップデートや新機能追加にも柔軟に対応しており、店舗運営を長期的にサポートする体制が整っています。
funfoのメリット
- 導入費用やランニングコストを抑えることができる
- 飲食店の運営に便利な機能が用意されている
- LINE連携による顧客管理とリピーター獲得ができる
1.導入費用やランニングコストを抑えることができる
POSレジとモバイルオーダーが使える「funfo Basic」は月額料金無料で使うことが出来ます。
初期投資費用も最低iPad1台とインターネット環境があれば始めることが出来るので、自分の店にモバイルオーダーが合っているか確かめる場合など、無料で試して見ることもできます。
2.飲食店の運営に便利な機能が用意されている
funfoは飲食店に特化したシステムです。
このため他のPOSレジやモバイルオーダーシステムにはない、食べ飲み放題設定、テーブル合算機能、割り勘会計機能、商品個別会計機能など機能飲食店を運営する上で便利な機能が多く用意されています。
3.LINE連携による顧客管理とリピーター獲得ができる
funfoではLINEミニアプリ連携が可能です。
注文ページからスムーズに店舗LINE公式アカウントの友だち登録へ誘導できるため、お店の更なる友だち登録に繋がります。
funfoのデメリット
- 飲食業以外では使えない
- 無料プランでは使える機能が限られている
1.飲食業以外では使えない
funfoは飲食店に特化したPOSレジ&モバイルオーダーシステムなので、他の業種では利用することが難しくなります。
2.無料プランでは使える機能が限られている
「funfo Basic」は月額料金無料で使うことが出来ますが、POSレジとモバイルオーダー以外の機能はかなり制限されています。
キッチンプリンターや従業員用のハンディ端末を使う場合は、「funfo Lite」以上のプランと初期投資が必要になります。
こんなお店におすすめ
funfoは次のような事業者に特におすすめです。
- 飲食店
- 導入費用や月額費用を抑えたい
- 業務効率化を行いたい事業者
逆にあまりおすすめできない事業者は次の方です。
- 飲食業以外の業種
- 高機能のPOSレジを導入したい事業者
まとめ
funfoはiPadにアプリをダウンロードするだけで使える飲食店に特化したモバイルオーダー+POSレジです。
タブレット端末やPOSレジとの連携にも対応しており、店内オーダーはもちろん、テイクアウトやデリバリー注文にも柔軟に対応できるのが特徴です。
初めてモバイルオーダーを導入する飲食店に特におすすめです。


